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小満しょうまん

小満(しょうまん)

二十四節気 夏・太陽黄経60度・中気

草木が茂り、万物がしだいに満ちていくころ。

年日時(日本時間)
2025年5月21日(水) 3時55分
2026年5月21日(木) 9時37分
2027年5月21日(金) 15時18分

※太陽の視黄経を天文計算で求めた時刻です(国立天文台の暦要項と分単位で一致することを確認しています)。

小満の意味

小満は「中気」にあたり、巳月の中ほどに位置します。旧暦では、小満を含む月を4月とします。

小満のころの行事と旬

麦の穂が実り「麦秋」を迎えます。旬:あじ、さやえんどう。

小満の七十二候

二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けたものが七十二候です。ここに挙げる候名は明治7年(1874年)の略本暦によるもので、中国の候名を日本の風土に合わせて改めたのは貞享暦(1685年)の渋川春海が最初です。

候七十二候読み
初候蚕起食桑かいこおきてくわをはむ
次候紅花栄べにばなさかう
末候麦秋至むぎのときいたる

初候「蚕起食桑」(かいこおきてくわをはむ)

蚕が桑の葉を盛んに食べて育つころです。宣明暦の「苦菜秀」に代えて、日本で置かれた候とされます。養蚕はかつて日本の重要な産業で、農家では蚕を「お蚕さま」と呼んで大切に育てました。小満は、陽気が盛んになり万物がしだいに満ちていくころとされ、草木の緑もいっそう濃くなります。

次候「紅花栄」(べにばなさかう)

紅花が咲き誇るころです。宣明暦の「靡草死」に代えて、日本で置かれた候とされます。紅花は口紅や染料の原料として重宝され、江戸時代には出羽(現在の山形県)が産地として知られました。もっとも、実際の花の盛りはもう少し後の時期になるともいわれます。初夏の野山は花々で彩られます。

末候「麦秋至」(むぎのときいたる)

麦の穂が実り、収穫の時を迎えるころです。「秋」は実りの時期を意味し、初夏でありながら「麦秋」と呼ばれます。宣明暦の小満の末候は「小暑至」ですが、『礼記』月令には「麦秋至」の語が見え、日本ではこれが候名に採られています。黄金色に色づいた麦畑が風に揺れる様子は、この季節ならではの風景です。梅雨入りを前に、麦の刈り入れが急がれる時期でもあります。

二十四節気の一覧は二十四節気・七十二候の一覧、毎日の暦は今日の暦をご覧ください。

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