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天中殺(てんちゅうさつ)・空亡(くうぼう)とは

公開日:2026年10月29日

十干は10、十二支は12。干支を組み合わせていくと、十干がひと回りする10組ごとに、十二支が2つ余ります。この「天の干がない2つの支」が空亡(くうぼう)で、算命学では天中殺と呼ばれます。

このページの目次

1.空亡の6つのグループ

六十干支は、甲から始まる10個ずつの「旬(じゅん)」に分けられます。それぞれの旬で余る2つの支が空亡です。

旬 含まれる日干支 空亡
甲子旬 甲子〜癸酉 戌亥
甲戌旬 甲戌〜癸未 申酉
甲申旬 甲申〜癸巳 午未
甲午旬 甲午〜癸卯 辰巳
甲辰旬 甲辰〜癸丑 寅卯
甲寅旬 甲寅〜癸亥 子丑
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2.6種類の天中殺と性質の傾向

算命学では、天中殺のグループごとに生まれ持った傾向があるとされます。ここで挙げるのは一般的な解釈の例で、命式全体によって読み方は変わります。

  • 子丑天中殺:家系の始まりにあたる北の2支が欠けるため、親や目上に頼らず自分の力で道を開く人とされます。親の恩恵より自力で家を興す「初代運」の型とされます(流派により説明が異なります)。
  • 寅卯天中殺:東の2支(物事の始まり)が欠けるため、計画を一から作るより、目の前の現実をこなす力に優れるとされます。
  • 辰巳天中殺:家系の流れからはみ出しやすい型とされ、型にはまらない発想と、波のある人生をたくましく生き抜く力を持つといわれます。
  • 午未天中殺:南の2支(若さと勢い)が欠けるため、若いうちは苦労が多くても、経験を重ねるほど安定するとされます。
  • 申酉天中殺:西の2支(実りと現実)が欠けるため、目に見える成果より、精神的な充実や人のつながりを大切にする人とされます。
  • 戌亥天中殺:精神の世界を表す北西の2支が欠けるため、かえって精神性や理想を強く求め、独自の世界観を持つ人とされます。

3.空亡の意味

空亡の年(12年に2年)や月は、天の助けが得にくい時期とされ、大きな決断や新しいことの開始は慎重に、と考えられています。一方で、自分を見つめ直し、内面を磨くのに適した時期でもあります。

過度に恐れる必要はありません。空亡を「休むべきタイミングを教えてくれるサイン」として活用しましょう。

4.年の天中殺(2026年からの早見表)

自分の天中殺の2支と、その年の十二支が重なる2年間が「年の天中殺」です。12年に一度、2年続けてめぐります。年の区切りは立春(2月4日ごろ)です。

年(立春から)その年の干支天中殺(空亡)にあたる人
2026年丙午午未天中殺の人
2027年丁未午未天中殺の人
2028年戊申申酉天中殺の人
2029年己酉申酉天中殺の人
2030年庚戌戌亥天中殺の人
2031年辛亥戌亥天中殺の人
2032年壬子子丑天中殺の人
2033年癸丑子丑天中殺の人
2034年甲寅寅卯天中殺の人
2035年乙卯寅卯天中殺の人
2036年丙辰辰巳天中殺の人
2037年丁巳辰巳天中殺の人

※年の天中殺は、生まれた日の干支で決まる「自分の天中殺の2支」が、その年の十二支と重なる2年間です。

2026年(丙午)と2027年(丁未)は、午未天中殺の人にとって天中殺の2年間です。算命学では、この時期に結婚・転職・独立・家の購入などの大きな決断を自分から始めることは避け、これまでの続きを丁寧に進めるのがよいとされます。

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5.月の天中殺

月にも天中殺があります。月の十二支が自分の天中殺の2支と重なる2か月で、毎年同じ時期にめぐります。月は節入り(立春・啓蟄など)で切り替わります。

天中殺 月の天中殺(おおよその時期)
子丑天中殺 12月7日ごろ〜2月3日ごろ
寅卯天中殺 2月4日ごろ〜4月4日ごろ
辰巳天中殺 4月5日ごろ〜6月5日ごろ
午未天中殺 6月6日ごろ〜8月7日ごろ
申酉天中殺 8月8日ごろ〜10月8日ごろ
戌亥天中殺 10月9日ごろ〜12月6日ごろ

6.天中殺のよくある質問

天中殺に結婚してもよいですか? 算命学では、天中殺の時期に自分から始めたことは思いどおりに進みにくいとされ、入籍や挙式の日取りは避ける人が多くいます。ただし、天中殺の前から交際が続いていた相手との結婚は「続きを進めること」にあたるため、気にしすぎなくてよいとする考え方もあります。

転職や引っ越しはどうですか? 自分から環境を大きく変えることは控えめにするのが一般的です。会社の辞令による異動や、やむを得ない引っ越しのように、自分で選んでいない変化は問題にしないとされます。日取りや方位も気になる方は、引っ越しに良い日と九星の吉方位もあわせてご覧ください。

天中殺は悪いことしか起きないのですか? そうではありません。天の助けが得にくいぶん、自分の実力が試される時期です。勉強や資格の取得、健康の見直し、人間関係の整理など、内側を整えることには向いています。

時期ごとの具体的な過ごし方は天中殺の過ごし方、2027年の読み方は2027年を算命学で読むにまとめています。

7.自分の空亡を調べる

空亡は、生まれた日の干支(日柱)で決まります。命式診断に生年月日を入れると、自動で表示されます。

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