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暦

土用(どよう)とは

公開日:2026年11月4日

土用(どよう)は、立春・立夏・立秋・立冬の直前のそれぞれ約18日間(年によって17〜19日)のことです。「土用の丑の日」は夏が有名ですが、土用は年に4回あります。季節が切り替わる前の、体も暮らしも整えたい時期とされてきました。

このページの目次
いまは秋の土用

11月6日(金)まで(今日を含めて3日)。この先の間日:11月5日(木)

1.土用は五行から生まれた

陰陽五行では、春は木、夏は火、秋は金、冬は水にあてはめます。すると五行のうち土だけが季節に入りません。そこで、四つの季節の終わりの約18日ずつを土に割りあてました。これが土用です。一年をおよそ五等分すると各72日になり、土の72日を四つに分けて、四季の終わりに18日ずつ置いた形です。

土は、ものを育て、次のものへ移し替える働きを持つとされます。季節の終わりの土用は、ひとつの季節を次の季節へ受け渡す期間と考えられたのです。

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2.今年と来年の土用の期間

2026年の土用

季節期間間日丑の日
冬の土用(立春の前)1月17日(土)〜2月3日(火)1月17日、1月19日、1月28日、1月29日、1月31日1月27日(火)
春の土用(立夏の前)4月17日(金)〜5月4日(月)4月17日、4月25日、4月26日、4月29日4月21日(火)、5月3日(日)
夏の土用(立秋の前)7月20日(月)〜8月6日(木)7月21日、7月28日、7月29日、8月2日7月26日(日)
秋の土用(立冬の前)10月20日(火)〜11月6日(金)10月24日、10月26日、10月28日、11月5日10月30日(金)

2027年の土用

季節期間間日丑の日
冬の土用(立春の前)1月17日(日)〜2月3日(水)1月23日、1月24日、1月26日1月22日(金)、2月3日(水)
春の土用(立夏の前)4月17日(土)〜5月5日(水)4月20日、4月21日、4月24日、5月2日、5月3日4月28日(水)
夏の土用(立秋の前)7月20日(火)〜8月7日(土)7月23日、7月24日、7月28日、8月4日、8月5日7月21日(水)、8月2日(月)
秋の土用(立冬の前)10月21日(木)〜11月7日(日)10月21日、10月23日、10月31日、11月2日、11月4日10月25日(月)、11月6日(土)

※間日(まび)は、土用中でも土いじりをしてよいとされる日です。土用入りは太陽黄経が27度・117度・207度・297度になる日、土用明けは立夏・立秋・立冬・立春の前日です。土用入りの日は当サイトで太陽黄経から計算しています(立夏・立秋・立冬・立春は国立天文台の値と照合)。

3.土用にしてはいけないとされること

土用の間は、土の神様・土公神(どくじん・どこうしん)が土を支配する期間とされ、土を動かすことを控える習わしがあります。

  • 土いじり・草むしり・畑を耕すこと
  • 井戸掘り、基礎工事、地鎮祭
  • 増改築など土台にかかわる工事

ただし、間日(まび)と呼ばれる日は、土公神が天上に出かけて留守になる、といわれ、土をさわってもよいとされます(由来には諸説あります)。上の表の「間日」がその日です。

旅行や引っ越し、転職などの「新しく始めること」を土用に避ける考え方もありますが、地域や家によって扱いが分かれます。気になる方は間日を選ぶか、土用明けまで待つとよいでしょう。引っ越しに良い日の一覧には、土用と間日の印が付いています。

4.土用の丑の日とうなぎ

夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代に広まったといわれます。平賀源内が「本日丑の日」と書いてうなぎ屋を宣伝したという話が知られていますが、確かな記録はなく、言い伝えのひとつです。

もともと夏の土用には「う」のつく食べ物(うどん・梅干し・瓜など)を食べて夏バテを防ぐ習わしがありました。冬の土用には「未の日にひのつく物」、春は「戌の日にいのつく物」、秋は「辰の日にたのつく物」を食べるとよい、という言い方もあります。

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5.土用の過ごし方

土用は、季節の変わり目で体調をくずしやすい時期でもあります。

  • 睡眠と食事を整え、無理な予定を詰めすぎない
  • 大きな決断は土用明けに回し、準備や下調べの期間にする
  • 部屋の片づけや、次の季節の衣替えの支度をする

暦の上の決まりごとは、季節の変わり目に体と暮らしを整えるための知恵でもあります。

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