数秘術(すうひじゅつ)とは

数秘術(ヌメロロジー)は、生年月日や名前を数字に置きかえ、その数が持つ意味から性格や人生の流れを読む占いです。いちばんよく使われるのは、生年月日から出すライフパス・ナンバーで、その人の生まれ持った性格や人生のテーマを表すとされます。
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1.数秘術の歴史
数秘術は、古代ギリシャの哲学者ピタゴラスの「万物の根源は数である」という考え方に由来するとされています。いま広く使われている、生年月日やアルファベットから数を出す方法は、20世紀のはじめにアメリカのL・ダウ・バリエット(L. Dow Balliett)らがまとめ、その後広まったものとされています。ユダヤの神秘思想カバラと結びつけた「カバラ数秘術」と呼ばれる流れもあります。
2.ライフパス・ナンバーの出し方
生年月日の数字を1けたずつすべて足し、1けたになるまで足し続けます。
例:1990年5月15日生まれ 1+9+9+0+0+5+1+5=30 → 3+0=3
途中で11・22・33になったときは、それ以上足さずに「マスター・ナンバー」として残します。マスター・ナンバーは、もとの数(11は2、22は4、33は6)の性質も持ちながら、より強い力や使命を持つ数とされます。
3.ナンバーの意味
| ナンバー | キーワード | 性格 |
|---|---|---|
| 1 | 開拓者 | 自分で道を切り開くリーダー。始める力がある |
| 2 | 調停者 | 人の気持ちに敏感で、まわりを和ませる |
| 3 | 表現者 | 明るく、話すことや表現が得意 |
| 4 | 建築家 | まじめでこつこつ積み上げる努力家 |
| 5 | 冒険家 | 自由と変化を楽しむ行動派 |
| 6 | 守り手 | 愛情深く、面倒見がよい |
| 7 | 探究者 | 本質を考え抜く、知性と直感の人 |
| 8 | 実業家 | 目標に向かって進む実行力の人 |
| 9 | 博愛家 | 視野が広く、思いやりがある |
| 11 | 直感の人 | 鋭い直感と感受性を持つ |
| 22 | 大きな建設者 | 大きな夢を形にする力がある |
| 33 | 無償の愛 | 人を包み込むやさしさを持つ |
4.そのほかのナンバー
- バースデー・ナンバー:生まれた日(1〜31日)を1けたにした数。生まれ持った才能を表します。
- パーソナル・イヤー:その年の数字+生まれた月日を足した数。9年でひと回りする、その年の運の流れを表します。1は始まりの年、9はしめくくりの年です。途中で11・22になる年も、ふつうは1〜9にまとめて読みます(マスター・ナンバーとして読む流派もあります)。
- 名前の数:ローマ字の名前を、A・J・S=1、B・K・T=2…のように数に置きかえて足します(ピタゴラス式)。すべての文字でディスティニー(使命)、母音だけでソウル(心の願い)、子音だけでパーソナリティ(人から見た印象)を出します。Y は子音として数えるのが一般的ですが、前後の文字によって母音とする流派もあります。
5.東洋の占いとくらべてみる
数秘術は生年月日から性格を読む点で、東洋の四柱推命や算命学と似ています。ただし、東洋の占いは干支と陰陽五行で、生まれた年・月・日それぞれの意味を細かく読むのに対し、数秘術は数字を一つにまとめてシンプルに読むのが特徴です。両方の結果を見くらべると、自分を別の角度から知ることができます。
6.よくある質問
ライフパス・ナンバーが本によって違うのはなぜですか?
生年月日の数字をすべて足す方式と、年・月・日をそれぞれ先に1けたにしてから足す方式があり、マスター・ナンバー(11・22・33)が出るかどうかが変わるためです。
数秘術と姓名判断の違いは?
数秘術は生年月日やローマ字の名前を1〜9などの数に置きかえて読む、西洋生まれの占いです。姓名判断は漢字の画数から五格を出して読む、日本で広まった占いです。
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